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9月8日(金)毎朝のお経と法話の会

歎異抄


歎異抄・第六条

一 専修念仏のともがらの、わが弟子、ひとの

弟子といふ相論の 候ふらんこと、もつてのほかの子細なり。親鸞は弟子一人も

もたず 候ふ。そのゆゑは、わがはからひにて、ひとに念仏を申させ候はば こそ

、弟子にても候はめ。弥陀の御もよほしにあづかつて念仏申し 候ふひとを、わ

が弟子と申すこと、きはめたる荒涼のことなり。つ くべき縁あればともなひ、

はなるべき縁あればはなるることのある をも、師をそむきて、ひとにつれて念

仏すれば、往生すべからざる ものなりなんどといふこと、不可説なり。如来よ

りたまはりたる信 心を、わがものがほに、とりかへさんと申すにや。かへすが

へすも あるべからざることなり。自然のことわりにあひかなはば、仏恩を もし

り、また師の恩をもしるべきなりと云々。

本日の歎異抄・第六条 講義文
阿弥陀仏のはたらきとしてのお念仏です。それを私たちはいただいているわ
けです。だから、お金持ちが称えるお念仏は、なんだか金持ちみたいで、貧しい
人が称えるお念仏は、なんだかしみったれていると、そのようなことはないわけ
です。若い娘が称えるお念仏はなんだかワクワクして、おじいさんが称える念仏
はしわがれてしまってというようなことはないわけです。人によって声の質の違
いはあるけれども、お念仏自体の価値は何も変わりません。最高最上のお念仏を
いただいているわけです。誰が称えても、南無阿弥陀仏の値打ちに変わりはあり
ません。このことが弥陀の御もよおしにあずかって念仏もうすということなので
す。

(ひとにつれて念仏すれば 160頁後3行目~161頁3行目)

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