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7月10日(月)毎朝のお経と法話の会

正信偈唱和


歎異抄


歎異抄・第六条

一 専修念仏のともがらの、わが弟子、ひとの

弟子といふ相論の 候ふらんこと、もつてのほかの子細なり。親鸞は弟子一人も

もたず 候ふ。そのゆゑは、わがはからひにて、ひとに念仏を申させ候はば こそ

、弟子にても候はめ。弥陀の御もよほしにあづかつて念仏申し 候ふひとを、わ

が弟子と申すこと、きはめたる荒涼のことなり。つ くべき縁あればともなひ、

はなるべき縁あればはなるることのある をも、師をそむきて、ひとにつれて念

仏すれば、往生すべからざる ものなりなんどといふこと、不可説なり。如来よ

りたまはりたる信 心を、わがものがほに、とりかへさんと申すにや。かへすが

へすも あるべからざることなり。自然のことわりにあひかなはば、仏恩を もし

り、また師の恩をもしるべきなりと云々。

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